監視カメラをぶっ壊す

正しいことをいう時のコツ

監視カメラをぶっ壊す

今日ふとした時に、「すっかり忘れていた上司」の顔が浮かんで、

ドキドキ動悸がしちゃったんです。



会議室やブースに「ちょっと。」と呼び出され、ノートを手に向かう私。


出張先から「ちょっといいか。」とかかってくる電話をとる私。。



ムフフ なにやらロマンスの・・?





・・ではないのです。

「素敵すぎてドキドキ」じゃないんです~。




監視カメラ



「また何か言われるのかな」


というドキドキだったんです。



お前はーーーすべきだ、

ーーが正しい、

ーーーであるべきだ、

ーーーと言うべきだ、

ーーーを選ぶべきだ、


と。。。



フロアのカーペットの踏み心地まで蘇る臨場感。


一瞬で思い出してしまいました(笑)





「お前はどうしてーーー(正しい事)が出来ないんだ。」

なんてのもよくありました。



もちろん会社ですから、

指示がブレていたりしたらいけませんが、



そこまで??と今でも不思議に思うほど

業務指示レベルをこえ、広範囲にわたって、「正論」で来られました。



私がその正論通り、期待通りの成果を出せないだけ、なら仕方ありませんが・・


私もその「正論」(◎◎はこうあるべきだ、◎◎はこうするべきだ)を
自分の担当の組織に伝えなければならず、、辛かったのを覚えています。


これが日常でしたので、



いつの間にか、休みの日にも、自分の部屋に

「監視カメラ」が付いているような気持ちになりました。



追い詰められて逃げ場がない


そんな気持ちになっちゃったんですよね。





正論は誰かを傷つけるかもしれない




今日のこの振り返りから思ったことは・・・



「正論」(があるとして)、を誰かに伝えるとき、

何か指導をする必要があるとき。



その相手が傷つくことがあるかもしれない、ということです。



言われた相手は

「わかってるよ、でも・・」と心の中で葛藤するかもしれません。


分かっていても出来ない、

という辛さもあるかもしれないし。


「正論」で来られると、ぐうの音も出なくなるんですね。



一対一の時は、私の経験のように、

相手を追い詰めることもあるかもしれません。



ですから、

相手が「痛い」と思うかもしれない、

その急所をはずすような表現を工夫していきたいですよね。




言われる側の場合。


もしも言われて傷ついた時は、

「その正論は、相手側にとっての正論でしかない。」と

一歩引いてね。




良薬は口に苦し


自分にとって厳しい意見、言葉から学んだり成長したりすることも

確かにありますよね。


良薬は口に苦し。
自分に甘いことばかり言う人たちに囲まれ、成長せず過ごすか
必要であれば厳しいことを言ってくれる人と過ごすか。


でもね
「それが良薬ならどんな与え方をしてもいい」のでしょうか。

良薬を与える目的は、その相手を追い詰めることでしょうか。





その意見がすべてではない


どんな時も、「その意見がすべて」ではありませんよね。

全力で従わなくたっていいと思いませんか?



言う側になる時も、言われる側になる時も、

それを心に留めていきたいと思います。




監視カメラ外したい人


「監視カメラ」が付いている人。

もう取り外してぶっ壊してもいいかもしれませんよ。

外れない方は、ご相談くださいね。






心からの愛と感謝を込めて、

Kayo