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女性ホルモンと女性の人生のはなし

2025/11/26

56歳目前におもうこと

女性ホルモンと女性の人生のはなし

生理前の不調、イライラ、ホットフラッシュ、やる気が出ない。

女性の毎日は、女性ホルモンに左右されてしまいますよね。


なんとかしたいな、と気になっていても、

日常の忙しさに紛れてつい、自分の身体は後回し…

そんな方も多いのではないでしょうか。


でも、女性にとって女性ホルモン、そして卵巣は

これからもずっとおつきあいしていく大切なパートナーです。


女性ホルモンについて誤解したままだと、

なぜ不調が起きるのか、なぜキレイにならないのかがずっとわからないままです。


今日はその誤解をほどき、
女性として必ず知っておきたい「本質」と、

私が考える、ホルモンと私たち女性の深いつながりについて書いていきます。

このブログの最後には、

YouTubeにアップした科学的な美容気功ヒーリングも紹介しますね。


今回の内容は、更年期の方はもちろん、閉経後の方、10代20代の方にも関係のあるお話です。

どうぞ安心して読み進めてくださいね。

女性ホルモンの「総量」について、最初に知ってほしいこと


まず最初に誤解のないように、しっかりお伝えします。


女性ホルモンの量(総量)は、増やすことができません

これは医学的に正しいとされています。


5ccの人が10ccになるわけではありません。

8ccの人が20ccになることもありません。


補足(とても大事なので書いておきます)


いま私が「5cc」「10cc」という書き方をしたのは、

あくまでイメージしやすいように比喩としてお伝えしただけです。


実際のホルモンは、体内の「総量」で判断するものではありません。


女性ホルモンはティースプーン1杯分」と表現されることがありますが、

これは「ほんの微量で全身に影響を与えている」という比喩であって、

総量として測れる、という意味ではありません。

ホルモンは 「濃度(血中濃度)」で働くもので、

医療の検査で測定されるのも血液中の濃度(例:E2 / エストラジオール)です。


月経周期・時間帯・冷え・ストレス・睡眠などで大きく変動し、

一瞬高くても、それは 「今この時の分泌レベル」 であって、

総量が増えたわけではありません。


ここを混同すると、

「女性ホルモンが増える」という言い方の誤解が生まれます


では、「増える」という誤解はどこから来るのか?


世の中には、


「◯◯をすると女性ホルモンが増えます」

「このケアで女性ホルモンアップ」


といった表現がよくありますよね。



再度書きますが


生まれ持った女性ホルモンの
「総量そのもの」は増えないということ。


5cc の人が 10cc になるわけではありません。
8cc の人が 20cc になることもありません。


では、なぜ「増える」と誤解されるのか


それは多くの場合・・・


例えば、冷えやストレスなどで一時的に卵巣の働きが落ちているとき。
冷えが解消されると、本来のリズムに戻っていく・近づいていくということがあります。


そのことを、「増える」と表現しているのだと知っておくべきです。


総量が増えたというわけではないはずです。


いかにも総量が増えると、
あえて誤解させるような広告も無きにしも非ずですが...。


私たちひとりひとりに生まれ持った卵巣の寿命やリズムがあり、
女性ホルモンの総量は大きく変わりません。


ここを混同してしまうと、

私たちは「増える」という言葉に振り回されてしまいます。


治療の話ではありません


念のため…これは治療の話ではありませんし、

治療を否定するものでもありません。


でもだからこそ、


「増やす」 のではなく、卵巣が働きやすい状態に整えることが大切だと

私は考えています。



最後に(華世より)


56歳になろうとしている現在。


これまで女性としての自分の身体や心、美や若さと向き合ってきて

改めて感じていることがあります。


ホルモンの働きは、本当に神秘的だということ。


増える・減る・出る・出ない


そんな単純な言葉で説明できるほど、私たちの身体は単純ではありません。


繊細で、賢くて、複雑です。


美容気功を教えながら、私は、
「私たちの身体の叡智」に感服せざるを得ない

のです。



先ほど「ティースプン1杯分」と書きましたが、


私たちの毎日は、

そんなわずかな量のホルモンに左右されてしまう。


なぜかイライラしたり、ふいに涙ぐんだり。

もしかしたら……


それは「ホルモンのはたらき」のせいなのかもしれません



そう考えると、

自分の身体が、心が、愛おしくてたまらなくなってきませんか




私はこれからもっと、
自分の身体をこれまで以上に、

丁寧に、大切に扱ってあげたい…そう思っています。




あなたの心と身体が本来のリズムを取り戻し、

心もからだもすこやかな未来につながりますように。


華世




YouTube紹介


今回のヒーリングでは、


  • 卵巣
  • 女性ホルモンと深く関わる副腎
  • 働きをコントロールしている視床下部・下垂体
  • 内臓の冷え

ここにしっかりアプローチしていきます。


更年期・ホットフラッシュ、イライラ、PMS、生理前の不調、

肌荒れやニキビが気になる方にも、
ぜひ使ってみてほしいヒーリングです。



※ これは医療行為ではなく、女性の身体と心を丁寧に扱うための知恵として書いています。
あくまで一般的な説明であり、個々の数値や働きには個人差があります。

ご自身の身体の状態について不安がある場合は、専門医にご相談くださいね。