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限界を知るために生きてるんじゃない——選ぶこと、信じること、そして私を生きるということ

2025/03/19

ここ数日、心がゆらぐような時間を過ごしていました。


誰にでもあると思います。


何かを手放すかもしれない不安。

何かを選び直すという決意。


あるいは、静かにただ涙がこぼれるような夜。



そんなある晩、ふいにYouTubeのおすすめにあがってきた曲がありました。


何十年も聴いていなかったのに、なぜか今この瞬間に流れてきて――



Hello, Again 〜昔からある場所〜 ──帰ってくる場所は、外のどこかではなく、 ほんとうは、心の奥に昔からある「わたしの場所」。




歌詞の一節が、心の奥にそっと届きました。



「自分の限界がどこまでかを知るために僕は生きてる
わけじゃない」



まるで、魂からのメッセージのようでした。


そう、

限界を見るために私たちは生きているんじゃない。


 

選び直すことも、信じ直すことも、何度でもできる。

 


その勇気をくれた気がしました。



このブログは、そんな私自身の気づきを、静かにシェアしたいと思います。


同じように、何かに悩んでいたり、

決断の前に立っている方の心に、

ほんの少しでも寄り添えたらと思いながら――。


どうぞ、必要な方に届きますように。





私を選び続ける



「自分の限界がどこまでかを知るために
僕は 生きてるわけじゃない」



このフレーズが心に灯りをともすのは、

わたしが「もっと大きな何かのために生きていたい」と感じているからかもしれません。



限界を測る人生ではなく、

「可能性を広げていく人生を選びたい」――そう願っているから。

無意識に。




 限界を超えるというより、「私を選び続ける」こと

人生の中で、誰かや何かに揺さぶられたとき、私たちはつい、



「できるか/できないか」

「信じていいか/裏切られるか」



で悩んでしまいます。でも大切なのは、



「何を選ぶか」

「どの世界に立ちたいか」


――を自分で選ぶこと。




心理学でも、「自分で選んでいる」と感じているときに、人はもっとも満足度が高く、幸福度や自己効力感(自己有用感)も上がると言われています。

自己効力感(self-efficacy)とは、「自分にはこれを成し遂げる力がある」と感じられる感覚のこと。

これは、いわゆる成功したことよりも、「選んでいる実感」によって育まれるということ。




そして選んだ自分を信じる


信じることは、勇気を持って選ぶこと。


信じる、というのは受け身ではなく、自分で選ぶ、という強い行為です。


期待するという行為よりもずっと強い。


誰かを信じるのではなく、

「その人を信じる自分を、信じる」という姿勢。


選んだ自分を肯定できることが、未来への一歩になります。



信じることは、自分の世界を信じること。

自分の選んだもの、自分の見た美しさ、自分の感じたぬくもり。


それらすべてを「間違っていなかった」と肯定すること。




人は時に、「誰かを信じて傷つく」ことを恐れます。


でも本当は、

「自分の見る目が間違っていたのではないか」

と、自分自身を疑ってしまうのが一番つらい。


だからこそ――


信じるとは、自分の選択を誇る勇気。

そして、その世界の中にいる人をも、「私はこの人を選んだ」と愛せる強さ



限界なんて、知らなくていい


限界を知るために生きてるわけじゃない。


そう、

私たちは「自分の物語を描くため」に生きている。


少なくとも私はそう思う。



選ぶこと。

信じること。

立ち止まることも、泣くことも、


すべてが「私の物語の一部」。



だから、

今日も、自分の望む未来を選んでいい。



たとえ不安があっても。


信じたいと願うあなた自身が、

もうすでに強くて、美しい存在なのだから。




未来からのエール


もう一つ、気付いたことがあります。

それは・・

「自分の限界がどこまでかを知るために
僕は生きてるわけじゃない」

とても心に刻まれ、胸の奥に残ったこの部分。
なぜここが気になるかわからなかったの。

ただ当時、つらい日々だったけど、希望は捨てていなかった。



そして今、深く悩んでいた私の目の前にその曲がまた現れたとき、

やっと気づいたんです。



それは――

未来の私が、当時の私に送っていたエールだったんだと。



何も知らず、でも信じたくて生きてきた過去の自分が、

ようやくその「贈り物」を受け取ったんですね。


だから、涙があふれて止まらなかったんだ。
それにようやく気づいたから。


魂は時を超えて、必要なタイミングでメッセージを届けてくれる。



限界なんて、ない。


私は選び続けてきた。

そして、これからも選んでいく。