◆温感BODYの作り方<1>◆
冬になると、指先、足の先が冷たく感じる人が増えますが、あなたはどうですか?
・・といわれて初めて、そういえば冷たいな。
と自分の指先に意識が向いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冷たいと感じた方も、人生で初めて冷えを認識したわけではなく、「確かに冷たいけど、冬だしこんなものかな?」と過ごしていると思います。
「冷えの解消」をいちばんの目的にして氣幸施術依頼をされる方はいませんね・・。
何か別の主訴があり、「冷え」はサブとして、お持ちです。
「そういえば冷えます。」「・・確かに、冷たいです。」とおっしゃったり、
施術中に、
「あれ?なんだかあったかくなってきました。」と初めて、冷たかったことに気付かれたりします。
軽視されがち、とまでは言えませんが、冷たいと思いながら「何かのついで」的な扱いだったり、
そこまで気にかけていなかったりする場合が多い印象です。
人生を楽しく遊べる身体
本日から3回に分け、冷えを取り上げたいと思います。
① 冷えのメカニズムと身体への影響 (今回ここ)
② 冷えのタイプ説明と対策
③ 氣幸ヒーリング(YouTubeにアップ予定)の紹介
50代、60代、70代、何歳になっても人生を楽しく遊べる身体でいたいですね。
冷えは万病のモト
不眠、肩こり、腰痛、むくみ、下痢、便秘、腹痛、関節痛、頻尿、膀胱炎、食欲低下
疲れやすさ、生理不順、生理痛・・・
など、様々です。
全てが冷え由来ではないかもしれませんが、
冷えを改善したら、いくつかはいくつかは改善していきそうですね。
冷えと血流
冷えは、血流が悪くなることで起こる症状の一つです。
冷える、冷たい、寒い・・・気持ち的にも沈みがちですが、血流って何故大事なのでしょう?
説明していきますね。
身体に栄養素を運ぶのは血液ですよね。
血流は、全身にある何兆個もの細胞に酸素や栄養を届けるという大切な役割を担っています。
血流が悪くなると、身体に栄養や酸素が行き届かなくなってしまうのは容易に想像できますが・・。
そうなのです、老廃物は、毛細血管を通じて静脈に取り込まれて戻っていきます。
各所に溜まっている老廃物も出されなにくくなってしまい、身体に色々な不調が現れやすくなります。
血流というと、「血液サラサラ」のイメージが強いかもしれませんが、
血液をつくること、血液を増やすこと、血液を流すこと。
それぞれが上手くいっていることが大切だと思います。
手足が冷たくなるのは
指先や足先は心臓から遠いところにありますね。
ただでさえ血液が届きにくい上に、血流が悪くなると更に、手足の毛細血管には流れにくくなります。
私たちの身体は、重要な臓器や脳への血流をまず確保しなければなりませんから、
どうしても手足は後回しにされやすいんです。
「手足の冷え」というサインを見逃さず、身体を温め、不調対策をしたいですね。
冷えと幸せホルモン
さらに、幸せホルモンといわれる脳内の神経伝達物質の働きも、血流によって左右されるといわれています。
確かに、お肌の血色がよく活き活きしていると、幸せそうに見えますよね。
冷えで身体が縮こまることもなく、身体を良く動かし、表情も豊か・・
実際に幸せホルモンもたっぷり出ていそうですよね。
私たちは、不調の改善にとどまらず、
生き生きとした表情や、温かくてしなやかな身体を手に入れましょう。
後日紹介するYouTubeヒーリングでも、更なる「幸せ感」があふれ出るカラダを
目指していけたらと思います。
次回は、
*冷えるのは女性だけ?男性に現れる冷えのサイン
*手足の冷えより危険?冷えのタイプ
についてお話しますね。